QOL向上記

日々のQOLを向上するtipsを紹介したいと思います。

災害医療の原則①:CSCATTT

貴方は医療関係者として災害医療の現場へと派遣されることとなりました。
現地についた貴方がまずするべきことは??

 

いきなりどういう質問じゃ!となるかもしれませんが、日本に住んでいる以上いつ何時自然災害、事故等に遭遇するのか分からないというのが現実だと思います。
現地に着いたらすることとして、まず医療関係者ならトリアージが思い浮かばれるかも知れません。

 

だがそれよりも前に「すること」があるのです。
その「すること」の頭文字を取ったのが、"CSCATTT"です。

 

CSCATTT

Command & Control
指揮&統制:指揮系統がしっかりしていなければ、もはやどう動けば良いのか分からなくなってしまいます。それではただの烏合の衆で、効率的な運用はできません。

Safety
安全:自分自身の安全を保障できない状況において活動してはいけません。そんな所で活動したら、コー◯・ブルーのようになってしまい、むしろ足を引っ張ってしまいます。

Communication
情報伝達、通信手段:上下、横の関係と正しい情報を迅速にやり取りできない状況では、良い活動は行えません。太平洋戦争ではこれも出来ていなかったので日本は負けたようです。

Assessment
評価:災害現場の負傷者の人数や負傷の種類等を正しくできなければ、明後日の方向に飛んでいってしまいます。こんなにスペルに"S"多かったっけ笑

 

上の4つがちゃんとできてから、初めて医療っぽいことができるのです。

 

Triage
トリアージ:割愛。

Treatment
治療:トリアージが赤の人に医療資源を集中させるなど、適切な医療資源の配分をする必要があります。

Transport
搬送:現場の救護所で施せる処置には限界があります。それ以上は病院に搬送せねばなりません。搬送手段等の確認の必要があります。

 

以上が災害現場の医療で心掛けることです。
"CSCATTT"ってなんか意味も特に無く、「覚えにくいなー」とちゃんにーは感じていました。
しかし初めて"CSCATTT"を聞いてから、半年ほど放置し、つい最近思い出させられる機会があったのですが、頑張ればちゃんと思い出すことができたのです。
"CSCATTT"は優秀でした。。。