QOL向上記

日々のQOLを向上するtipsを紹介したいと思います。

災害医療の原則②:METHANE

前回の記事「災害医療の原則①:CSCATTT」の続きです。

  

chanee.hatenablog.com

 

 

"CSCATTT"のうち、2つ目の"C"は"Communication"の"C"、そして"A"は"Asssssesssssment"の"S"であった。間違えた、"A"でした。

 

※自分はグループワーク中にsの数を間違えてしまったのです笑。


では、どういった情報を伝達し、評価すれば良いでしょうか。
それらを漏れなく伝える情報の頭文字を取ったものが、"METHANE"です。

METHANE

My call sign / Major Incident
名乗り。災害の存在を伝える。

Exact location
正確な位置。どこで起こっているのか。

Type of incident
災害の種類。交通事故なのか化学テロなのかとか。

H:Hazard
危険性。どういった危険性があるのか。

A:Access
現場にはどのようにたどり着けるのか。経路等。

N:Number of casualties
負傷者数。

E:Emergency services present and required
現在の救急対応している団体の状況と今後どのような緊急対応が必要になるのか。

 

ぶっちゃけ、自分は"METHANE"は微妙であると感じています。
それは前回の記事と同じく、初めて"METHANE"を覚えてから半年ほど放置して、つい最近思い出させられ、"METHANE"の言葉自体は出てきたが、その頭文字がそれぞれ何を示しているのかは分かりませんでした。

「え?M?なにそれ?Eもよく分からんし、TはTimeかなぁ」

が当時のちゃんにーの限界でした。
答え合わせをして分かったことなのですが、

「"M"がMajorの"M"で、"E"がExactの"E"、"T"がTypeの"T"とか思い出せるはずがないだろ!」

と感じました。

逆に何の意味もなかった"CSCATTT"は全て思い出すことができたので、実用性の面からも"METHANE"の有用性を疑問視したのでした。